中東初の「チームラボボーダレス」。2024年夏にサウジアラビアのジッダ歴史地区に開館決定
サウジアラビアのジッダ歴史地区に建設が進んでいる「チームラボボーダレス ジッダ」。そのオープンが2024年夏に決定した。 同館が位置するジッダは、紀元前にまで遡る文明の痕跡のある歴史都市。延床面積約1万平米に及ぶこのミュージアムは、ユネスコ世界文化遺産であるジッダ歴史地区を見渡すアルバイン・ラグーンのほとりに常設される。 中東初のチームラボボーダレスとなる同館は、「Borderless World(ボーダレスワールド)」「運動の森」「学ぶ!未来の遊園地」「ランプの森」「EN TEA HOUSE - 幻花亭」によって構成され、独立しながらも複雑に関係し合う約80の作品群が展示予定だ。 なおチームラボは、アラブ首長国連邦・アブダビでも大規模なアートプロジェクト「チームラボ フェノメナ アブダビ」 を建設している。総床面積1万7000平米に及ぶこのプロジェクトでは、チームラボの新たなアートコンセプト「環境現象」をテーマにした新作群を展示し、世界に類を見ないアート体験をつくり出すという。同プロジェクトの竣工は2024年を予定している。