前田健太、4回2/3のロング救援で2失点と力投も…チームはサヨナラ負けで連敗
○ ジャイアンツ 3x - 2 タイガース ● <現地時間8月9日 オラクル・パーク> タイガースの前田健太投手(36)が9日(日本時間10日)、敵地でのジャイアンツ戦で救援登板。ロングリリーフで4回2/3を2失点に抑える力投を見せたが、チームはサヨナラ負けを喫し2連敗となった。 オープナーで3回無安打無失点と好投したブリースケのあとを受け、1-0と2点リードの4回から救援登板。立ち上がりからスライダーとスプリット中心の組み立てで最初のイニングをテンポ良く3者凡退で終えた。続投した5回と6回も快調にアウトを重ね3イニングをパーフェクト。先発のブリースケと合わせ、6回までノーヒットノーラン継投を披露した。 2点リードの7回は先頭の2番・フィッツジェラルドに、フルカウント後の92.1マイル(約148キロ)直球を中前へ弾き返され初安打を許した。続くラモスには不運な右前打を許し無死一、三塁のピンチ。続く4番・コンフォートには左犠飛を許し1点を返されたが、後続はピシャリと封じ1点リードを保った。 5イニング目となった8回も続投。再び先頭から連打を許し無死一、三塁のピンチを招くと、代打のベイリーに中犠飛を許し2-2の同点に追いつかれた。続く1番・ウェードをスプリットで空振り三振に仕留めたところで降板。前田は4回2/3で72球、4安打2失点、2奪三振無四球の好リリーフを見せたが、勝利投手の権利は得られず今季の防御率は6.59となった。 同点の9回は4番手のミラーが失点しサヨナラ負け。タイガース打線は5回までに2点を先取したが、6回以降は追加点を奪えなかった。
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