自粛解除の目安発表 埼玉・大野知事が会見(全文2完)酒類提供は都と調整すべき
埼玉県の大野元裕知事は22日夕、県の新型コロナウイルス対策本部会議の終了後に記者会見を行った。 【動画】埼玉県が新型コロナ対策本部会議 終了後に大野知事が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「埼玉県が新型コロナ対策本部会議 終了後に大野知事が会見(2020年5月22日)」の記者会見開始時間に対応しております。 ◇ ◇
判断の手順を教えてほしい
東京新聞:幹事社の東京新聞です。知事に3点お伺いします。今回、目安をお示しになりましたが、それが達成された場合、どういう手順を踏んで判断をすることになるんでしょうか。例えば専門家会議を翌日までには開くとか、どういう手順を踏んで行うのかどうか、まずはお答えください。 大野:目安を達成した場合、原則としてですけれども、可及的速やかに専門家会議に諮ることをお願いしたいと思っています。そして専門家会議でいただいたご意見を基に、最終的には県にて判断をするということになります。他方で、再要請の場合は特にあり得ると思うんですけれども、突如として大きなクラスターができるとか、人数が跳ね上がるとか、こういった場合には、特にそういった場合には諮ると同時に、例えば再要請を掛けるとか、取りあえずの措置を行うとか、そういったことはあり得るかもしれません。
25日の県の動きは?
東京新聞:分かりました。もう1点、政府のほうが25日に解除の判断をするとスケジュールを示してますけれども、この25日っていうのは県の動き、対策本部会議を開いたことで、措置について何か表明するであるとか、スケジュールについてお答えください。 大野:あくまでまだ仮の話なので、スケジュールと言えるかどうかは分かりませんが、仮に25日に解除するという場合には、1点、われわれがやらなければいけないのは、今、45条の第1項、つまり緊急事態宣言の下でしか効力のないものを引いているものがあります。それは一般的な県民の皆さまに対する自粛の要請であります。これについては、もし仮にわれわれが解除を受けて、この自粛について一定のお願いをする場合には当然そこで本部会議を開くことになると思いますが、ただ、現時点ではまだスケジュールとかそういったところまで言えるものではありません。 東京新聞:最後に1点、本日、東京都が詳細なロードマップを出しましたけれども、知事としての受け止めをお聞かせください。 大野:ロードマップについてはいただいていますが、全部吟味しているわけではありません。ただ、今日の朝、小池知事とは電話でお話をさせていただき、それぞれの都道府県の県知事・都知事の権限でありますからまったく同じにすることはないとは思いますけれども、特にお酒の提供とかその辺については調整をすべきではないかというお話はさせていただいております。 今日、彼女のほうとも、細かな話が東京でも出てきたので、われわれのアイデアは申し上げて、その上で調整は確かにいたしました。 東京新聞:ありがとうございます。幹事社からは以上です。 大野:どうぞ。