【バドミントン インドネシアオープン2024】中国強し! 石宇奇、陳雨菲などが優勝! シンガポールオープンに続き4種目制覇!
6月9日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアオープン(ジャカルタ/Super1000)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。 5種目すべてで決勝に勝ち進んだのは、中国勢。前週シンガポールオープン(S750)からのよい流れを引き継ぎ、今大会でも4種目で優勝を飾った。男子シングルスは、そのシンガポールオープンを制している石宇奇(シー・ユーチー)が、アンダース・アントンセン(デンマーク)をファイナルゲームの接戦の末に制して2大会連続V。今季4個目のタイトルを獲得した。 女子シングルスは、アン・セヨン(韓国)との熱戦を、ファイナルゲーム18本で制した陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)が優勝。混合ダブルスは鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)と蒋振邦(ジャン・ツェンバン)/魏雅欣(ウェイ・ヤーシン)の中国対決を、後輩の蒋振邦/魏雅欣が2-0のストレートで下し、今年初優勝を飾った。 男子ダブルスは王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)が、Super1000で初の決勝進出を決めたマレーシアのティー・カイウン/マン・ウェイチョンをファイナル勝負の末に下し優勝。女子ダブルスは、韓国の李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナが陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)を相手に2-0で勝利。中国の5種目制覇を食い止めている。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO