DeNA・山本祐大、球団では谷繁元信以来26年ぶりのG・G賞に「その後に名前を残せるのは光栄」
守備の名手に贈られる三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式が28日、東京都内のホテルで開かれ、7年目で初受賞を果たしたDeNA・山本祐大捕手(26)が「取りたかった賞。感慨深いです」と喜びをにじませた。 球団の捕手では1998年の谷繁元信以来、26年ぶり2人目の選出。独立リーグ出身選手としては、全ポジションを通じて両リーグ初の栄誉となった。プロ野球記録の通算3021試合に出場した谷繁に敬意を示し「その後に名前を残せるのはすごく光栄。まだ足元にも及んでいないけど、僕も3000試合を目指して頑張る」と決意を新たにした。 今季のチームはリーグ3位から日本一に輝いたが、レギュラーシーズンでは12球団ワーストの96失策だった。山本は捕手を「フィールド上の監督」と言い表し「勝敗に直結するポジション。守備の面では僕が一番、引っ張っていかないといけない」と自覚十分だった。