日常生活で「スマホを持ち込んではいけない」3つの場所…このままでは「人生の損」
SNSから自分の時間を守る1年に
最後にもっとも効果的なデジタルデトックスの方法を紹介しよう。それがSNSアプリそのものをスマホからアンインストールすることだ。そうすれば、スマホを開いても、SNSが見られないため、調べ物などの用事が済み次第スマホを閉じられる。本当に必要になれば、パソコンでSNSを見れば良い。 「仕事でSNSを使う人もいると思います。そういう人におすすめしたいのは、一定期間だけアプリを削除することです。まずは土日だけ、あるいは1週間だけ削除するのでもいいでしょう。SNSをお休みすることで、自分の大切な時間を守ることができるのです」(森下氏) いざデジタルデトックスをしてみると、本当に重要な通知は案外少ないことに気がつく。通知の大半が、あとで見るのでも問題ない内容だ。 「たとえ仕事のメールであっても『勤務時間外は確認しない』と決めることで、不安やストレスからも解放されるはずです。大切なのは自分の時間、特に集中できる時間を守ることです。『注意資源』とも呼ばれますが、人は1日に集中できる時間に限りがあります。本来やるべきことをスマホに奪われていては、人生の損でしょう。自分の時間は有限であることも肝に銘じたいところです」(森下氏) スマホから離れて、自分のために時間を使う─そうした新習慣が、巳年の運気を呼び込むことにもつながってくるはずだ。 「週刊現代」2024年12月28・2025年1月4日号より 【つづきを読む】『脳科学者が警鐘…スマートフォンで集中が途切れてしまったら、取り戻すには「23分間」かかる』
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)