交流戦最終週。カープよ、もっと攻めよ!【川口和久のスクリューボール】
すべて悪循環
不調の大瀬良は登録抹消。チームも正念場だ
鳥取に本拠地を移してから、今まで以上にカープファンが周りに増えた。しかも、かなり昔からの熱狂的ファンばかりだ。最近、彼らからよく言われる。「カープは大丈夫?」って。 少し気が早いが、交流戦で風前の灯火となりかけているのが、カープの優勝だ。交流戦3勝9敗で、6月5日時点でセ・リーグで3位ながら首位ヤクルトとの差が7.5ゲーム差になった。 開幕前の下馬評は低かったけど、先発はそろっているし、鈴木誠也が抜けたとはいえ、打線も粒ぞろい。俺はOBのひいき目込みだが、カープを優勝候補に挙げていた。実際、序盤戦はホームランこそ大して出なかったけど、よく打ってつなぎ、投手陣も踏ん張って首位争いに加わっていたから、交流戦勝ち越しか五分なら逆転優勝も十分あると思っていた。 それが交流戦に入って・・・
本文:1,471文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール