A=アーノルド、精彩欠いた原因はレアル・マドリー移籍の噂?スロット「噂への対処よりも、ブルーノら相手のプレーのほうが難しい」
リヴァプールのアルネ・スロット監督は、去就に揺れるトレント・アレクサンダー=アーノルドについて語った。 5日に行われたプレミアリーグ第20節でリヴァプールはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。前半をスコアレスで終えると、52分にマンチェスター・Uが先制点を挙げるが、7分後にコーディ・ガクポのゴールでリヴァプールが同点に。さらに、70分にはハンドで得たPKをモハメド・サラーが沈めてリヴァプールが逆転したが、80分に同点弾を許した。リヴァプールはマンチェスター・Uと2-2のドローで終わった。 この試合では、今夏のレアル・マドリー移籍が広く報じられるアレクサンダー=アーノルドが精彩を欠き、同点で迎えた終盤にコナー・ブラッドリーとの交代を余儀なくされるなど、そのパフォーマンスには批判が集まっている。これを受け、スロット監督は試合後にイギリス『スカイスポーツ』で同選手の様子について語った。 「私はそのようなこと(アレクサンダー=アーノルドがレアル・マドリー移籍の噂の影響を受けていると言った見解)を信じてはいないが、10人中9人が彼がこの影響を受けていると考えていると思う。しかし、私は彼がこの影響を受けていないと言う10人の中で唯一の人間だ。彼に影響を与えていたのは、彼がポルトガルで先発する最高の選手、ブルーノ・フェルナンデスとディオゴ・ダロトを相手にプレーしなければならなかったということだ」 「ユナイテッドにはとても大きなクオリティがある。ユナイテッドが時折見せるようにそのような選手たちがしっかりと試合に入ってプレーすれば、彼らを相手にプレーすることはとても難しい。トレントにとってブルーノ・フェルナンデスやディオゴ・ダロト相手にプレーすることは噂に対処することよりも難しいことだと思う」