J1川崎・FW山田、劇的弾で鳥栖に勝利 巡ってきたチャンス逃さず「勝たないといけないゲームを勝ててよかった」
◇13日 J1リーグ第30節 川崎3―2鳥栖(U等々力) 川崎は後半55分、途中出場のFW山田新の劇的弾が飛び出し、鳥栖を振り切った。 相手のクリアミスでゴール前に浮き上がったボールをヘッド弾。追加タイムの表示は7分だったが、それが経過したあとの一発だった。観客席へ向かい、サポーターと抱き合って喜んだ背番号20は「勝たないといけないゲームだったので、とにかく勝ててよかったです」と振り返った。 2―1で終盤を迎えたが、後半46分にPKで振り出しに戻されていた。最悪の形で白星をフイにするかとも思われたが、巡ってきた千載一遇のチャンスを逃さなかった。 「あのまま終わっていたら、精神的にきつい引き分けだったので、いい勝利だった」と18日のACL初戦を前に価値ある白星となった。
中日スポーツ