今季加入組が躍動! マーフィー気迫の10リバウンド「ようやくフィットしてきた」【名古屋ドルフィンズ】
◇名古屋ダイヤモンドドルフィンズ特集「RED PASSION」 りそなBリーグ1部(B1)は、4、5日にドルフィンズアリーナなどで行われ、中地区5位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)は東地区2位の群馬に1勝1敗。第2戦では今季加入組の躍動が勝利につながった。アイザイア・マーフィー(26)が10リバウンドの活躍を見せ、4試合ぶり出場となった加藤嵩都(24)も要所で3点シュートを決めて起用に応えた。次戦は中地区2位のA東京戦。群馬戦での収穫と課題を生かし、白星をもぎ取りたい。 献身的なリバウンドに、要所での3点シュート。マーフィーが気迫あふれるプレーを見せ、「どうすれば試合でインパクトを残せるか考えていて、ようやくフィットしてきた。自分の運動能力を使えるようにしようとしてきた」と手応えを語った。延長戦突入後も運動量落とすことなく、ディフェンスリバウンドを獲得し、貴重な得点につなげた。 チームの調和を重視し、個人名を挙げて褒めることが少ないショーン・デニス監督からも「リバウンドを取れたのが大きかった。ゼイ(マーフィーの愛称)の10リバウンドが素晴らしかった」と高い評価を受けた。 この日は特別にMC体験に参加した子どもから場内インタビューを受け、「いつも応援ありがとうございます」と流ちょうな日本語を披露。マーフィーは「ドルフィンズアリーナは他とはちょっと違う。試合後にみんなと話せるのも楽しいし、今日は最後に日本語をしゃべれたのも楽しかった」と笑った。 今季未勝利のA東京との次戦に向けて、「彼らから勝利を奪い取るのが楽しみ。ディフェンスもインサイドも強いいいチームなので、そこに対してしっかり戦っていきたい」と意気込んだ。ドルフィンズが持ち味とするボールを奪い取るアグレッシブな守備と、スピードのあるプレーで対抗する。
中日スポーツ