Snow Man、『FNS歌謡祭』で見せた“らしさ” 仲間を思いながらステージを楽しむスタンスとギャップ
12月4日に放送された『2024 FNS歌謡祭』第1夜(フジテレビ系)に、Snow Manが出演した。Snow Manが主演を務めた映画『おそ松さん』の主題歌で賑やかなパーティーロックチューンである「ブラザービート」と、モーツァルトの「交響曲第25番 ト短調」をサンプリングしたスタイリッシュなナンバー「EMPIRE」を披露し、パフォーマンス力の高さを見せつけていた。そして、そのパフォーマンスからは“Snow Manらしさ”が存分に伝わってきたのではないだろうか。 【写真】デニムを着こなす目黒蓮 まずは、「仲間思い」な面。11月29日、岩本照が良性腫瘍切除手術を受けたことに伴って、一部活動を制限すると発表があった。それを受け同番組も出演見合わせとなり、8人で出演。岩本の歌唱パートはメンバー全員で担当してチームワークの良さを発揮していた。そして、「ブラザービート」のラスト、横一列に並ぶ場面では岩本のポジションだけ空けており、「照、見てるかー!」(佐久間大介)、「照にい!」(向井康二)と岩本へメッセージを送っていたのだ。そのパフォーマンスからは岩本への愛が感じられたはずだ。また、8人であることを感じさせない気合いの入ったパフォーマンスをしたことも、岩本への気遣いの一つだったのではないだろうか。 そして、「パフォーマンスを楽しむ姿」もSnow Manらしさの一つだ。「ブラザービート」のパフォーマンスでは、アドリブがたっぷり。佐久間は、曲が始まってさっそく〈只今絶賛引きこもり〉を〈只今生放送中〉と変えて歌唱。また、向井は歌詞を間違えてしまい、「あ、間違えた!」と呟くとメンバーは笑顔を見せる。そこに渡辺翔太が〈まあまあまあ細かい事は/気にしないでって〉と向井の方に手を掛けて入ってきたり、岩本のパートを担当していたため向井の隣にいた宮舘涼太が「気にすんなって」と声をかけたり。さらに、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)から誕生した向井扮する人気キャラクター“マッサマン”のポーズを所々で入れているシーンも。渡辺が〈とまあ毎日僕らはお粗末です〉を変えて、〈と……マッサマン!〉と歌うと、向井が「マッサマン!」と声を弾ませていたのも微笑ましかった。まさに、生放送ならではの楽しいパフォーマンスを見せてくれていた。