天王寺動物園に新たなホッキョクグマ登場へ ── 551蓬莱が寄贈・ゴーゴの次で「イッちゃん」
天王寺動物園は19日、新たにメスのホッキョクグマが豚まんやアイスキャンデーでおなじみの「551蓬莱」(大阪市浪速区)から寄贈されることが決まったと発表した。新しいホッキョクグマの名前は「イッちゃん」だという。
蓬莱「天王寺動物園はじめ地域活性化のために」
同園によると、同社は2006年にオスのホッキョクグマである「ゴーゴ」を寄贈している。同園では、現在、静岡県の浜松市動物園から動物園同士が繁殖を目的として動物を貸し出し、あるいは借り入れする契約する「ブリーディングローン」でメスのバフィンを借り入れている。 昨年11月に、ゴーゴとバフィンの間に赤ちゃんが生まれ、その赤ちゃんも今月から一般公開されてている。しかし、ブリーディングローンの契約上、いずれは、バフィンも赤ちゃんも天王寺動物園を出ることになるという。 そこで、新たなパートナーを探していたところ、蓬莱から「天王寺動物園をはじめ地域の活性化のために」と、メスで1歳3か月のホッキョクグマ1頭を寄贈するという。
ゴーゴに続いての寄贈で「イッちゃん」
ゴーゴが551の蓬莱の「551(ゴーゴーイチ)」にちなんで「ゴーゴ」と命名。今回寄贈されるメスは、ゴーゴに続いての寄贈ということで「イッちゃん」と命名したという。 このイッちゃんは、27・28の両日かに同動物園に到着。その後はホッキョクグマ舎で検疫に入るという。気になるお披露目は現時点では未定だが、決まり次第、公式サイトなどで発表するそうだ。 ちなみにゴーゴは、白浜町のアドベンチャーワールドへ1年間貸し出されており、17日に一般公開されている。