ベティスの“大黒柱”となった33歳CBが古巣復帰…ペッセージャがリーベル・プレートに完全移籍加入
ベティスに所属するCBヘルマン・ペッセージャのリーベル・プレートへの完全移籍が、両クラブから発表された。なお、契約期間は2027年12月末までの2年半となる。 【動画】ペッセージャ退団を発表したベティス ラ・リーガとセリエAで活躍した33歳が、“始まりのクラブ”へと帰還する。2005年に地元のリーベル・プレートの下部組織に入団したペッセージャは、2011年12月にトップチームデビューを果たした後、2015年夏に欧州へと渡った。初挑戦の舞台がベティスとなると、加入1年目のシーズン中盤頃には定位置を確保。2017年夏に活躍の場を移したフィオレンティーナでも主力としてプレーし、2021年夏にベティスに復帰した。2度目の在籍期間では、ヴェルディブランコの“大黒柱”として最終ラインに君臨。計5年間のプレーで、クラブ公式戦通算179試合に出場。コパ・デル・レイ(国王杯)優勝や欧州大会出場権獲得などに大きく貢献するとともに、キャプテンクルーの一員としてチームを牽引した。 また、2017年11月にデビューを飾ったアルゼンチン代表では通算41キャップを保持。2022年に行われたカタールW杯に出場した他、コパ・アメリカには3大会連続出場。同国代表として、主要大会で3度の優勝を経験している。 今年2月に“ペッゼルダの伝説”と題して、ベティスと2026年夏まで契約延長していた同選手だが、リーベル・プレートの新監督に就任したマルセロ・ガジャルド氏からのラブコールに復帰を決断。スペイン紙『マルカ』によると、契約解除金の450万ユーロ(約7億1000万円)がベティスに支払われたとのこと。これにより今夏、キャリア終盤に“始まりのクラブ”に戻るという願望を抱いていたペッセージャの最終章が幕を開けた。
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