メキシコGPのFP1で角田裕毅が3番手!最速ラッセル、2番手サインツ…セッション中盤にはアルボン&ベアマンの接触で赤旗に|F1
2024年のF1第20戦、メキシコGPのフリー走行1回目が現地時間25日行われた。 現地メキシコシティは晴天のドライ、気温17℃、路面温度43℃という状況になっている。 今回のFP1では、多くのヤングドライバーがマシンを駆ることに。フェリペ・ドゥルゴヴィッチ(アストンマーティン)、オリヴァー・ベアマン(フェラーリ)、ロバート・シュワルツマン(キックザウバー)、パト・オワード(マクラーレン)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が参加している。 セッション開始とともに、多くのドライバーがハードタイヤを装着して周回に入っていった。だが開始から4分が経過し、トラック上にパーツが落ちていることからFP1は赤旗となってしまう。 数分の中断を経て、現地時間12:40よりセッション再開となる。ここからタイムが一気に上がっていく。 22分が経過しセクター2区間のターン10手前で、アタック中のアレクサンダー・アルボンが、アウトラップ中だったベアマンのマシンに接触。アルボンはスピンしながらバリアに衝突し、マシンストップとなった。セッションはこれで2度目の赤旗となった。 マシンの除去、バリア修復などもあり、13:06より残り24分からセッション再開に。今回はFP2でピレリの新タイヤテストを兼ねることもあり、ソフトタイヤを入れるドライバーが増え、ラップタイムがさらに上がっていく。 ジョージ・ラッセルが1:17.998をマークし、1分17秒台に入れる。残り15分を切り、角田裕毅は1:18.699で、この時点の3番手タイムで周回した。
残り10分を切ると、トラック上は多くのドライバーが周回。ハードとソフトそれぞれ装着のマシンが入り混じり、セクター3のスタジアムセクションではトラフィックが発生する場面も。上位勢のタイム更新は起こらず、結局ラッセルがトップのままで60分終了となった。 2番手は0.317秒落ちでカルロス・サインツ、そして3番手はトップから0.701秒差で角田となっている。 4番手マックス・フェルスタッペン、5番手ニコ・ヒュルケンベルグ、6番手オスカー・ピアストリ、7番手エステバン・オコン、8番手バルテリ・ボッタス、9番手リアム・ローソン、10番手セルジオ・ペレスというトップ10のタイム順だった。