混みすぎで花火大会断念 「春日井市民納涼まつり」でスカイランタンフェスティバル開催 混雑緩和できたのか?
午後8時、いよいよ打ち上げへ。ランタンを持った人たちが続々と集まり、カウントダウンが始まります。打ち上げは大成功! 会場が幻想的な光に包まれました。職員たちも胸をなでおろします。
心配していた混雑具合はどうだったのでしょうか。設置した定点カメラで比べると、去年よりも隙間がありスムーズに人が動いているのがわかります。来場者は約11万人。想定通り去年と比べて4割ほど減少し、混雑を緩和できました。
また、費用については、去年までの花火大会は約800万円だったのに対し、今年は約100万円と8分の1に縮小。出店した屋台の数は、去年までが142軒、今年は139軒とほとんど変化はありませんでしたが、来場者数の減少に比例して売上は4割減だったということです。 春日井市 市民生活課 川島浩資課長: 「お越しになる方の満足度は集まる人の数じゃないというふうに今日つくづく思いましたので、来ていただいた方が楽しめる祭りというのを、これからも頑張っていきたい」 市の担当者は、来年はスカイランタンフェスティバルと花火大会のどちらにするか、まだ決めていないということですが、花火大会に戻すとしても、打ち上げ数を減らすなど規模縮小は必要だとしています。