“ミニドラ”が大流行 PGAツアー24年シーズンギア10大ストーリー(前編)
5. ミニドライバーの人気が高騰
“ミニドライバー”あるいは2番ウッドのコンセプト自体、ゴルフ界に長年存在してきたものだが、このクラブの現代的なデザインは、かつてないほどPGAツアーで日の目を見ている。 ミニドライバーは中間オプションであり、ドライバーよりも小型ながら、3番ウッドよりも大型のクラブである。ドライバーよりもスピン量と操作性が高いながら、全体的なヘッド体積とフェース面積の大きさにより、3番ウッドよりも打ちやすい設計となっている。 ジェイク・ナップはテーラーメイド「BRNR ミニドライバー」をバッグに入れて2024年「メキシコオープン」を制覇したが、ミニドライバーの贔屓筋は彼ひとりではない。同年に使用した選手たちは、マックス・ホマ(BRNRミニ)、トミー・フリートウッド(BRNRミニ)、アダム・スコット(BRNRミニ)、ゴッターアップ(BRNRミニ)、キャメロン・ヤング(タイトリストTSR 2番ウッド)、ウェブ・シンプソン(TSR 2番ウッド)、アクシェイ・バティア(キャロウェイ パラダイムAiスモークTi340ミニドライバー)といった顔ぶれになっている。 (協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)