【DeNA】シリーズ新記録5戦連続打点の桑原将志が2点適時打&押し出し四球の3打点の大暴れ…5回に再びリード広げる
◆SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA―ソフトバンク(3日・横浜) 1998年以来、26年ぶりの日本一に王手をかけているDeNAは、4―2で2点をリードした5回1死満塁で桑原将志外野手(31)が、3番手右腕・スチュワートから押し出し四球を選んで追加点を奪った。シリーズ新記録の5試合連続打点となった桑原は、2打席目にも2点適時打を放ち、この日3打点目。4打席目まで全打席で出塁し、すでに3安打を放っている大暴れだ。さらに梶原の適時打、オースティンの押し出し死球、筒香の3点適時二塁打で5点を追加し、リードを8点に広げた。 0勝2敗で迎えた第3戦から、敵地で3連勝と勢いに乗って王手をかけたDeNA。初回は1死二塁のピンチを先発・大貫晋一投手が抑えて第3戦の2回から27イニング連続無失点となり、1958年の西鉄(巨人戦)の26イニングを上回って新記録となった。 両軍無得点の2回には、「5番・左翼」でスタメン出場した先頭の筒香嘉智外野手が中堅右へソロ本塁打を放って先取点。「自分のスイングをすることを心掛けて打席に入りました。チームの勢いをつける結果になり良かったです」と笑顔で振り返った。 さらに戸柱恭孝捕手、森敬斗遊撃手の連打で1死二、三塁のチャンスを作ると、大貫は空振り三振に倒れたが、2死から桑原将志外野手が三遊間を破る左前への2点適時打を放ってリードを3点に広げた。桑原は今シリーズ8打点目で「もう1点、もう1点と強い気持ちを持ち、そして後ろに繋げようと打席に入りました」。第2戦からの5戦連続打点は、シリーズ新記録となった。 3回は先頭の牧秀悟内野手が中前安打で出塁すると、宮崎敏郎内野手の死球、戸柱の四球で2死満塁のチャンスを作り、森敬がフルカウントから押し出し四球を選んで追加点を奪ってリードを4点に広げた。4回には無死一塁で柳田に2ランを被弾。第3戦から続いていた連続イニング無失点が「29」で止まって2点差に迫られた。
報知新聞社