【ハイライト動画あり】サクラフィフティーン、金星まであと一歩。ラグビーWXV2024 15人制ラグビー女子国際大会 WXV2
すでに来年のワールドカップ出場権を得ている「サクラフィフティーン」こと、女子15人制ラグビー日本代表(世界ランキング12位)は、先週から南アフリカで開催されている、国際大会のディビジョン2に相当する「WXV2」の第2戦目で、世界ランキング5位のスコットランド代表に挑んだ。 【ハイライト動画】日本女子代表 vs. スコットランド女子代表|
日本代表はスコットランドと過去3戦しており、2019年11月、アウェイで初対戦し24-20で勝利したが、2021年はスコットランド代表が36-12でリベンジを果たし、昨年の「WXV2」でも、スコットランド代表が38-7と快勝している。
先週の南アフリカ代表戦で24-31と惜敗したものの、勝ち点2を得た日本代表のレスリー・マッケンジーHC(ヘッドコーチ)は、FW(フォワード)1名、BK(バックス)1名の変更にとどめた。
HO(フッカー)谷口琴美がベンチに下がり、公家明日香が先発にまわった。BKはWTB(ウイング)松村美咲がメンバー外となり、7人制日本代表としてパリ五輪に出場した松田凜日がスターターとなった。また、試合前に控えのPR(プロップ)左高裕佳がコンディションの都合で永田虹歩に変更となった。
一方、今大会で来年のワールドカップ出場権獲得を狙うスコットランド代表は、第1戦のイタリア代表戦は、19-0と快勝。その試合からブライアン・イーソンHCは、FW4名、BK2名の先発を入れ替えたが、キャプテンのFL(フランカー)レイチェル・マルコム、バイスキャプテンSO(スタンドオフ)ヘレン・ネルソン、HOナラ・スケルドンら中軸も多く出場していた。
28度と暑い日差しの中、試合は10月5日(土)午後2:00(日本時間午後9:00)にケープタウンのアスローン・スポーツスタジアムでキックオフされた。
先制したのは格上のスコットランド代表だった。前半3分、ラインアウトを起点にボールを継続し、最後はWTBフランチェスカ・マクギーが右中間にトライ、SOネルソンがゴールを決めて7点を先制した。