「多少の納期遅れは出る」が…ダイハツ、生産停止期間を短縮
ダイハツ工業の星加宏昌副社長は、10月末から一部車種の生産を停止する計画について「受注に大きな影響がないところまで停止期間を縮められる」と表明した。同社は11月からの新たな安全・環境規制に適合させるための改良が間に合わない軽トラックの生産の半年間停止をはじめとして、8車種以上の生産を相当期間止める計画だった。ただ車種や短縮期間については明言せず、「多少の納期遅れは出る」(星加副社長)と影響を認めた。 【写真】一部車種の生産停止が計画されたダイハツ京都工場 改良の効率化や改良前の在庫車の増産などで受注の機会損失の抑制を図る。一方、規制適合の認証で起こした不正の廃絶に取り組む試験では、後面衝突データを自動で管理するアプリケーションを開発すると明らかにした。2024年中に運用を始める。