板倉所属のボルシアMGは欧州カップ戦に届く? 昨季の14位から復活の予感「欧州カップ戦への道も遠くはない」
6位とは2ポイント差しか離れていない
14日にホルシュタイン・キールを4-1で撃破したボルシアMG。現在ブンデスリーガでの順位は11位となっているが、6位シュツットガルトとの勝ち点差は僅かに2ポイントだ。ボルシアMGには欧州カップ戦を狙うチャンスがある。 ブンデスリーガ公式も、ボルシアMGが『復活』できるかに注目している。2018-19シーズンは5位、2019-20シーズンは4位と上位に顔を出しているシーズンもあったが、それ以降はペースダウン。2021-22シーズンと2022-23シーズンは10位、昨季は14位と大きく順位を落としており、欧州カップ戦は縁のない世界だった。 今季も開幕から6試合時点では2勝4敗と鈍いスタートで、昨季と同じく残留を心配するシーズンになるかと思われた。しかし直近8試合は4勝3分1敗と見事に回復。チームには希望の光が見えてきている。 同サイトによると、指揮官ジェラルド・セオアネも「我々は全員が野心的であり、難しい時期を乗り超え、上位へ入るべくハードワークしている。欧州カップ戦への道も遠くはない」と自信を覗かせる。 リーグで6番目に高い平均52.4%のポゼッション率を軸とした攻撃に加え、最前線に194cmのサイズを誇る大型FWティム・クラインディーンストが構えているのが大きい。クラインディーンストはここまで9ゴール4アシストと見事な結果を残しており、チーム全体でもリーグトップとなる7つのヘディングゴールがある。空中戦で戦えるのは中堅クラブにとって強みの1つと言える。 そしてチームの守備を支えるのは、不動の存在である日本代表DF板倉滉だ。板倉にはオランダ方面からの関心も噂されてきたが、ボルシアMGで来季の欧州カップ戦出場権を獲得できるならば残留も悪い選択肢ではないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部
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