【関西回顧2024】いよいよ来年に迫った大阪・関西万博 期待と不安が入り混じる
大阪から世界を盛り上げる「大阪・関西万博」。 55年ぶりに再び大阪で開催されるとあって、今年、ABCテレビでは様々な“万博ニュース”を放送してきました。初となる海外パビリオンの着工に始まり、建設作業中に起きた爆発事故や、8月にその全貌が明らかになったのがシンボルの大屋根リングでした。 開幕が近づくにつれニュースが絶えることはなく、国内パビリオンに展示される未来の技術の全貌も徐々に明らかになっています。 動くiPS心臓。そして半世紀を経て、自分の脈拍や血圧などがチェックできるまでに進化したミライの人間洗濯機。
建設進む海外パビリオンの様子は?
1月開業予定の大阪メトロ「夢洲駅」。その先にあるのが東ゲートで、鉄道で来る人の玄関口です。ゲートをくぐると、みなさんもうおなじみの「大屋根リング」がお出迎えです。近くで見ると、ほんとに迫力がありました。まさに今回の万博の「象徴」ですよね。 リング内には各国のパビリオンが現在建設中です。そんな中、我々のために特別に中を見せてくれたのがイタリアのパビリオンです。 (リポート)「うわ広いですねイタリアパビリオン!どうですか、この奥行き。広いですよ」 イタリア館のテーマは「芸術は生命を再生する」だそうで、この空間のど真ん中には世界遺産にもなっている「コロッセオ」に模した建造物ができるということです。 そして階段をのぼった先には、屋上庭園ができる予定です。3階にはレストランも開業予定だそうで、この庭園を眺めながらイタリア料理を楽しむのも良し、庭園に入ってお散歩するのも良しということです。 (内装などを担当する乃村工藝社・矢倉民雄さん)「1970年の大阪万博から50年以上いろんな万博にかかわっていますので、そういったところで培ったデザイン力、企画力、技術力、運営力も含めてトータルで集結して今回の工事にあたっていますので、ぜひご来場いただいて空間を感じ取っていただきたい」