白バイ技能、千葉県警が好成績 隊員3人表彰 28年ぶり入賞種目も
千葉県警は、全国の白バイ隊員が運転技能を競う「第54回全国白バイ安全運転競技大会」で優秀な成績を収めた交通機動隊員3人の表彰式を県警本部で行った。未整備のコースを走る不整地走行操縦種目で個人2位となり、この種目で県警28年ぶりの入賞を果たした篠塚匠巡査長(29)が、本部長賞を授与された。
坂部康樹巡査長(28)も白バイの基礎技術を試すバランス走行操縦種目で個人2位に入り、本部長賞を受けた。能勢梓巡査長(25)は曲線コースを正確に走行する傾斜走行操縦種目で6位、女性の部総合成績で9位の活躍を見せ、交通部長賞が贈られた。 3人は2022年4月に交通機動隊に入隊し、同大会への出場は2回目。大会基準で今回が最後の出場となった篠塚巡査長は「この経験を後輩に引き継ぎたい」と話した。 同大会は10月に茨城県ひたちなか市で開催。男性隊員約100人、女性隊員約50人が全国の警察から集まり、腕前を競った。県警からは5人が出場した。