ミニマルな「白スニーカー」で足元をさり気なくアップデイト
足元の大定番「白スニーカー」こそ、マメなアップデイトが重要です。メゾンの最新作のキーワードは「ミニマル」。合わせやすさはそのままに、さり気なくモードに仕上げてくれますよ。
ミニマルな「白スニーカー」でさり気に差をつける
いつの時代もモテるオヤジに不可欠な白スニーカーは、足元の大定番。 そんな定番こそマメにアップデイトすべきというのがLEONの見解であり、その近道の選びがメゾンなのですね。でもって、その最新作を並べて浮き彫りとなったのが、「ミニマル」という新たなキーワードです。 ベーシックで断然合わせやすいにもかかわらず、ミニマルな白スニにはモード風味やモダンさが漂い、さり気に差をつけられるのですよ。
◆ セリーヌ/ストリートな出自も可愛げで女子ウケ必至
1990年代後半から2000年代にかけ、アメリカのスケーターの間で流行していたボリューミーなスニーカーからイメージを得たモデル。 ふかふかのトリオンフ刺繍入りタンやパッド入りのインソール、メッシュ素材のライニングで履き心地も上々。上質スエードの優しげな表情とコロンとしたフォルムが、女子ウケ間違いなしかと。
◆ モンクレール/オヤジ御用達これぞ万能白スニです
仕事も遊びも全力で楽しむ、ミラノのモテるジェントルマンのライフスタイルからインスパイアされたスニーカーは、その名も「Monclub(モンクラブ)」。 スムースな上質レザーの美しさが際立つミニマルなデザインで、アウトサイドのイニシャルロゴはステッチのみ。履き口からチラ見えするタンブラウンのレザーライニングが上品で、まさにスーツからデニムまで合わせられます。
◆ ゼニア/ミニマルさ際立つ機能性と意匠性の融合
クラフツマンシップを象徴するブランドアイコン「トリプルクロス」を伸縮性あるエラスティック素材で表現し、アイコンの意匠性と脱ぎ履き容易なスリップオンフィットを兼備させたスニーカー「トリプルステッチ」。 そのオールホワイトヴァージョンは、美しいシボが高級感満点な極上ディアスキンを採用。超軽量ホワイト ラバーソールと相まって、足取りは軽やかです。
◆ バーバリー/一見ミニマルながら細部は凝りまくり
ピュアホワイトのスムースカーフレザーの一枚革アッパーに、アイコンの「馬上の騎士(EKD)」のシルエットをエンボス加工したデザインが実に洒脱。右足のシューレースにのみ取り付けられたメタルのワイヤーディテールも、クールな雰囲気を醸しています。 ラバーソールにはモールド加工のロゴを施すなど細部まで凝った作り。ボリューム感のあるフォルムもいまどきです。 2024年9月号より ※掲載商品はすべて税込み価格です 写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/四方章敬 文/竹石安宏(シティライツ) 編集/鈴木賢二、吉田幸次郎(ともにLEON)