【2歳新馬・京都5R】トータルクラリティが追い比べを制してデビュー勝ち
6月16日の京都5R(2歳新馬、芝1600メートル、10頭立て)は、北村友一騎手の2番人気トータルクラリティ(牡、栗東・池添学厩舎)が馬場の真ん中から追い込んで1番人気のラトラースとの競り合いを半馬身制した。タイムは1分36秒5(良)。 2着は1・7倍の支持を集めた1番人気のラトラース、さらに1馬身半遅れた3着にはソフトバンクの柳田悠岐外野手がオーナーのゴッドヴァレー(4番人気)が入った。 トータルクラリティは、父バゴ、母はビットレート、母の父スペシャルウィークという血統。近親には23年の凱旋門賞4着のスルーセブンシーズがいる。 ◆北村友一騎手(1着 トータルクラリティ)「少しテンションが高く、返し馬でも上ずる面が多々見られました。ペースが落ち着いたなかで、外から来られて行きたがるところは見せましたが、何とか収まって最後までしぶとく脚を使ってくれました。新馬戦としては内容の濃いレースができました」 ◆池添調教師(同)「調教の動きから、新馬戦から勝負になると思っていました。スローで出入りが激しくなりましたが、許容範囲のなかで我慢できていましたし、馬にとっていい経験ができました」 ※今後は放牧に出される予定。