有原の好投でソフトバンク日本S初戦勝利!仁志氏が「2戦目以降に生きてくるかもしれない」と語った投球術とは?
◆ 「打者それぞれの弱点を突いていた」敵地で7回無失点! パ・リーグ王者のソフトバンクが26日、セ・リーグ3位から勝ち上がってきたDeNAとの日本シリーズ第1戦を5-3で勝利した。ソフトバンクの先発は、クライマックスシリーズに続き、開幕投手を任された有原航平。1回裏、二死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けると、直後の2回表に適時打を放ち、自らのバットで2点を先制した。有原はその後も安定した投球を続け、7回104球・4安打4奪三振2四球無失点とDeNA打線を抑え込んだ。 26日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも、敵地で好投した有原に解説陣の注目が集まった。 平松政次氏は「スライダーやチェンジアップ、落ちるボールが多かった。勝負球には真っ直ぐはない。DeNAの打撃陣も有原を速球派だと勘違いすると、こうやって抑えられて打てない。この後も当然登板はあるだろう」と相手を翻弄した変化球を高く評価した。 仁志敏久氏は「今日はゴロアウトが非常に多かった」と指摘し「ボールを少しずつ動かしてゴロを打たせていたが、打者それぞれの弱点を突いていた」と称賛。さらに「インコースを非常に上手く使っていた。今日思い切ってインコースを使っていたことが、2戦目以降に生きてくるかもしれない。もしかしたらだが、今日はまずインコースを意識させるということが頭にあったと思う。そしたら2戦目以降の投手が少し楽になる」と今後を見据えた戦略の可能性にも言及した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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