「愚陀仏庵」、子規の母校・番町小の敷地に再建へ 松山市発表(愛媛)
夏目漱石と正岡子規が同居したことで知られ、復元施設が14年前に土砂崩れで倒壊した「愚陀仏庵」について、松山市の野志克仁市長は24日、子規の母校である番町小学校(二番町4丁目)敷地内のプールがある場所に再建すると発表した。国の交付金の活用を想定し、2026年夏の完成を目指す。 愚陀仏庵は旧制松山中学校に英語教師として赴任した漱石の下宿。1895(明治28)年に52日間、療養中の子規が一緒に暮らし、地元俳句結社・松風会の会員らが句会を開いた。
愛媛新聞社