ソウルで相次ぐ自転車の事故…多発地域35か所で安全対策工事
【10月11日 KOREA WAVE】ソウル市は自転車事故を減らすため、事故が多発している市内の道路35カ所で、道路標識の視認性を高める工事を実施している。市は、2022年に道路交通公団が発表した自転車事故多発地点35カ所について、年内に整備を完了させる。 道路交通公団は毎年、各自治体ごとの自転車事故多発地域を調査・発表している。事故多発地域とは、半径100メートル以内で年間4件以上(死亡事故が発生した場合は3件以上)の事故が発生した地点を指す。 ソウル市関係者は「昨年、道路交通公団が事故多発地域を発表してから、現地調査や設計に1年を要したが、最近設計が完了し、年内にすべての地点での整備工事を完了する」と述べた。具体的には、自動車と自転車がお互いを容易に発見できるよう、交通標識や路面の塗装を新たに整備する。 また、2023年に発表された自転車事故多発地域30カ所についても、今年から現地調査と設計を開始し、来年までに工事を完了させる。 なお、ソウル市では昨年、自転車運転者が加害者となった交通事故が1531件、被害者となった交通事故が1319件発生し、合計で15人が死亡、3132人が負傷している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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