益子直美「45歳で不妊治療に終止符」都内から湘南への転居、心臓の病気を経て
いま務めているスポーツ少年団の本部長の仕事も、「ちょっと負担が大きいかもしれないけど、自分のライフワークとしてやりたい」という心の声に従い、引き受けました。 夫と過ごす時間も、私の人生にとってすごく大事。ですから、あまり仕事を詰め込みすぎず、プライベートの時間も確保しながら、人生を楽しみたいですね。 ── 「自分にとって幸せか」という明確な軸があれば、人生に迷いがなくなりますね。 益子さん:これまで、自分を犠牲にしてしまうこともありましたが、もうそういう考え方は手放しました。いまは、自分と家族の幸せがメインです。
去年は庭に花を植えられず、薔薇もダメになり、オリーブも虫に食われてしまったんです。今年は大好きなガーデニングに取り組めるように、余裕をもって生活したいですね。 PROFILE 益子直美さん ますこ・なおみ。1966年、東京都出身。中学入学と同時にバレーボールを始め、共栄学園高校3年の時にバレーボール日本代表に入り、その後、世界選手権などに出場。1992年に現役引退後、タレントやスポーツキャスター、指導者として活動。2015年から「監督が怒ってはいけない大会」を主催。2021年に日本バレーボール協会理事に就任。2023年、女性初のスポーツ少年団本部長に就任。
取材・文/西尾英子 画像提供/株式会社サイン
西尾英子