「何でもします」巨人・モンテス 友人エリの骨折判明後に阿部監督に直訴 試合前練習ではライトで守備練習
◇プロ野球セ・リーグ 巨人1ー0阪神(12日、東京ドーム) 試合前練習ではライトの守備位置でノックを受けていた巨人のモンテス選手。入団当初から、「内野はどこでも、なんなら外野もできます」と語っていましたが、前日の試合でヘルナンデス選手が左手首を骨折したことを受けて、阿部監督に「何でもします」と改めて伝えたそうです。 【動画】8月12日の巨人戦ハイライトはこちら 阿部監督は「そこは意気に感じていますし、どうなるか分からないですけどチャンスがあればね、やってみたいなと思います」と述べるにとどまりましたが、亀井善行コーチには守備をチェックするように指示。亀井コーチは「そういう姿勢は素晴らしいですよね。使うかどうかはまだ分からないけど、あしたもう一回(見ます)。きょうはノックだけで、判断できなかったから。大事な試合も続くし、打球捕を見て判断するしかない」と語りました。 モンテス選手はマイナーで1イニングだけライトとして出場したことがあるということですが、「練習はたくさんしていた」と試合後に報道陣の質問に答えました。 「エリは友達だし、ああいう形でシーズンを終えるのを見るのは悲しい。チームとしてもあれだけ活躍してきた選手がいなくなるのは、痛い。でも、それでも前に進まないといけない」となんとかチームの勝利に貢献したい、という気持ちを前面に押し出しました。