自民・公明・維新協議 高校授業料の無償化を優先的に議論「来年2月中旬までに成果を」
FNNプライムオンライン
自民、公明両党と日本維新の会は26日、教育無償化に関する2回目の協議を国会内で開き、所得制限のない高校授業料の無償化を優先的に議論し、2025年2月中旬までに一定の成果を得ることで一致した。 協議後、自民党の柴山昌彦文科相は記者団に対し、「高校の無償化を、いかに質の確保、多様性の確保を伴う形で実現するかと優先的に議論することで話がまとまった」と説明した。 維新は、高校授業料の無償化の他にも、幼児教育・保育の無償化、学校給食の無償化、大学を含む高等教育の無償化も求めている。 柴山氏は、「高校の無償化は緊急度が高いが、高校無償化を解決しなければ、それ以外の論点に入れないというのは違う」と強調。協議では、高校授業料の無償化以外も議論していく。 維新は、教育無償化の3党協議設置などを評価し、先の臨時国会で、2024年度補正予算案に賛成している。 少数与党の自民、公明両党としては、3党協議を進め、2025年度予算案の採決などで維新の協力を得たい考えだ。
フジテレビ,政治部
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