シトロエンの人気コンパクト 新型「C3」に待望の“内燃エンジンモデル”が欧州で登場! 初の48Vハイブリッドも用意
エントリーモデルの新型C3「1.2ターボ」は約246万円から
ステランティスの仏ブランド、シトロエンは2024年4月9日、欧州にて新型「C3」に内燃エンジンモデルを追加し発表しました。 【画像】全長4mのコンパクトSUV! シトロエン新型「C3」を画像で見る(27枚)
C3は初代が2002年に登場したBセグメント・コンパクトハッチバックです。 以来2009年に2代目、2016年に3代目にフルモデルチェンジ、2023年10月には4代目となる新型モデルが世界初公開されました。 初代発売以来、C3は全世界で560万台以上を販売した、シトロエンのモデルの中でもっとも人気のあるモデルです。 従来モデルの3代目C3も世界中でヒットを記録、150万台以上が販売され、欧州においてはシトロエンの販売台数の29%を占めています。また2022年においては、欧州Bセグメント市場全体の11%を占める人気コンパクトカーとなっています。 2023年10月に4代目として発表された新型C3は、電気自動車(EV)の「e-C3」でしたが、今回追加されたのはガソリンエンジンモデル、および48Vマイルドハイブリッドの内燃エンジンモデルです。 注目は、初採用となる「Hybrid100(ハイブリッド100)」という48Vマイルドハイブリッドモデルです。 100馬力・205Nmを発生する1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに21kW(約28馬力)・55Nmを発生する電気モーターを統合した「e-DCS6」デュアルクラッチギアボックスを組み合わせます。電気モーターは強い加速をおこなった場合、さらに追加で9kW(約12馬力)の出力を発生させます。 48Vリチウムイオンバッテリーを搭載することで、とくに市内で運転する場合は、最大50%を電気モードで走行することが可能だといいます。 またエントリーモデルである「1.2Lターボ」も同時に登場。100馬力を発生する1.2リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載、6速MTと組み合わされます。 このモデルの欧州での車両価格は1万4990ユーロ(約246万円)からとなっています。