金銭感覚の合わない彼女…食事をするときは毎回1人数万円するような店に行きたがります。世間一般のカップルは1回のデートにどれくらいの金額を使うのでしょうか…。
金銭感覚の違いは、場合によっては人間関係に大きな影響をもたらします。特に交際している相手と金銭感覚が合わない場合、デートや食事でもストレスを抱えてしまうでしょう。 そこで今回は、お付き合いをする際に知っておきたいデートの平均額やその後の付き合い方について紹介します。
デート代の平均は?
まずはデート代の相場を確認しましょう。株式会社ネクストレベルの調査によると、1ヶ月の一般的なデート代は男性が2万8353円、女性が1万1427万円という結果が出ています。 ただし、あくまで平均であるためカップルごとで金額は大きく異なるでしょう。 ■支払金額は男性が多めの設定に 調査の結果から分かるように、デートにおける支払い金額は男性の方が多めの設定になっています。この結果には、食事の量が男性の方が多かったりするなどの理由が考えられます。 ■年収が高くなるとデート代も上がる傾向に 年収ごとのデート代も確認しておきましょう。調査によると、男女ともに年収別でデート代の平均も異なり、年収300万円までの場合は男性が5633円、女性は3139円という結果になっています。また年収300~500万円までの場合には男性7643円、女性は3872円という結果が出ており、年収が高くなるとデート代も上がることが分かります。 つまり、年収が高くなると選ぶ飲食店の店舗も変わり、数万円程度するところに赴くこともあるのでしょう。しかし、デートのたびに1人数万円する飲食店に行っていると、支払いが難しいと感じるようになるケースが考えられます。 お互いが好き合って交際しているにも関わらず、お金のことが気になって「会うのを控えよう」となってしまっては本末転倒です。そのため相手と金銭感覚が合わない場合には、対策を講じることが求められます。
デートで金銭感覚が合わないと思ったら
デートで金銭感覚が合わないと感じた場合には、以下の3つの方法を試してみましょう。 ■リーズナブルなデートの提案をしてみる まずは毎回高級な飲食店に行くのではなく、リーズナブルなデートプランを提案してみましょう。例えば、「先月は少し高めのところで食事をしたから、今月は公園でピクニックデートはどうだろうか」「デパートで好きなお惣菜を買って家でゆっくり飲もう」などお金を使わずに楽しめる方法を話してみましょう。 また「2人で旅行するためにお金を貯めよう」といった共通の目標を目指し、リーズナブルなデートで節約する方法もおすすめです。 ■デートの回数を減らしてみる デートの回数を減らして、かかる費用を抑える方法もあります。例えば、週2回デートで金銭的に苦しい場合は、週1回と減らして現状のデート内容を維持する方法があります。 しかし、デートの回数を減らしてしまうと「気持ちが冷めてしまったのでは」「他に何か理由があるのでは」と疑われる可能性もあります。そのため、できる限り理由を知らせた上で、回数を調整する方法を検討しましょう。 ■関係性を見直す リーズナブルなデートを提案して回数を工夫しても、理解を得られなかったり不穏な雰囲気が漂っていたりする場合は、思い切って関係性を見直す必要もあるでしょう。金銭感覚のズレは積もり積もると自分の生活に支障をきたして、将来を見据えた際にネックとなり一歩を踏み出せない可能性があります。 そのため、価値観が合わない場合は別れる選択肢も視野に入れましょう。
結婚を見据えたデートなら要注意
デートは楽しいひと時ですが、金銭感覚が合わなければ料理1つ注文するにもストレスがかかってしまいます。ストレスが蓄積されると一緒にいることに苦痛を感じたり、普段の生活が立ち行かなくなってしまったりするため、長く付き合う場合は金銭感覚を揃えた上で交際を続けましょう。 特に結婚して財布が1つになるとお互いの金銭感覚がずれていると大きなトラブルのもとになりかねません。大切なお金をどのように使うか、2人ですり合わせながら明るい将来を描きましょう。 出典 株式会社ネクストレベル デート代に関する調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部