ゴーソーファーが牡馬相手に大外差し切りV、津村騎手「距離延長は絶対いい」/中山7R
<中山7R>◇6日◇1勝クラス◇芝2000メートル◇3歳◇出走12頭 藤田晋オーナーの所有馬、7番人気ゴーソーファー(牝、手塚、父キズナ)が大外から差し切った。勝ち時計は2分0秒7。 スタートはやや遅め。1000メートル通過59秒1とよどみない流れを最後方で追走した。3角から徐々に進出。ゴール前で前を捉え、一緒に伸びた2着アロヒアリイに4分の3馬身差をつけた。 母ゴーマギーゴー、半兄は23年きさらぎ賞2着のオープンファイアという血統。23年セレクトセール1歳部門で8800万円(税抜き)で落札された。 昨年8月の新潟で新馬勝ち。前走サフラン賞は9着に敗れていたが、400メートルの距離延長で牡馬相手に結果を出した。 鞍上の津村騎手は「2、1週前に追い切りに乗らせてもらっていい動きをしていましたし、前走の着順ほど悪い競馬はしないなと思っていました。距離延長は絶対にいいと思っていました。もうちょっと前で競馬しようと思っていましたが、ペースも流れていたので。最後は期待通りにいい脚を使ってくれました。まだ体にひ弱なところがあるので、ここで勝ったのはでかいです」とたたえた。 手塚師は「前走から立て直せてよかった。距離はもっとあっていいともジョッキーは言っていたので、方向性が決まりましたね。桜花賞よりオークス向きかな。今後はオーナーと相談します」と路線を定めた。