【新日本】Wジャクソンのヤングバックスが3WAY戦制し、6年ぶりにIWGPタッグ王座戴冠
<新日本プロレス:WRESTLE DYNASTY大会>◇5日◇東京ドーム 3組によるIWGPタッグ王者チーム決定戦は、ニコラス・ジャクソンとマシュー・ジャクソンのヤングバックスが勝ち、IWGPタッグ王者に復帰した。 この試合は当初、IWGPタッグ王者のグレートーOーカーン、HEARE組が、ヤングバックスの挑戦を受ける予定だったが、昨年12月に宮崎でHENAREが負傷して王座を返上。それを受けてオーカーンが指名パートナーとともに、ヤングバックスと決定戦に臨む予定だった。 しかし、前日4日の東京ドーム大会のセミファイナルで、初のシングルマッチで対戦したロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの高橋ヒロムと内藤哲也に、オーカーンが3WAYでの対戦を要求。急きょ三つどもえでの戦いになった。 試合はオーカーン、ジェフ・コブ組が内藤、高橋組の激闘で幕を開けたが、その後は3チームが入り乱れての大乱戦になった。最後はヤングバックスがオーカーンにトニー・カーンドライバーをさく裂させて、マシューが3カウントを奪い、王座を戴冠した。 6年ぶりに王座奪還に成功したヤングバックスのマシューは「戻ってこれてうれしい。試合中も(観客が)自分たちの名前をコールしてくれて、うれしかった。年を取るとすべてに感謝するようになる」と、声援を送った東京ドームの観客に感謝した。一方、急きょ参戦した内藤は「昨日のダメージがなかったわけじゃないが、言い訳するつもりはない。直接負けたわけじゃないけど、ルールは負けは負け。悔しいですよ」とコメントした。