山口市で正月用の飾り物や食材を集めた年末恒例の朝市…1時間足らずで品切れになる売り場も
正月用の飾り物や食材を集めた年末恒例の朝市が29日、山口市名田島の山口南総合センター駐車場で開かれた。今年も残りわずかとなり、迎春の準備を急ぐ大勢の買い物客でにぎわった。 【写真】ナガスクジラの生肉、希少部位「尾の身」1キロ20万円…今年から捕獲対象になり下関市で競り
中心市街地から離れた市南部の活性化を目的に、地元の自治会や農協、公民館でつくる実行委員会が毎年この時期に開催している。8回目を迎えた今年は、20前後の個人・団体が出店。新年を祝う門松や輪飾り、おせち料理に使う里芋などの青果物が並んだ。
会場には、午前8時の販売開始に合わせて大勢の人が詰めかけた。1時間足らずで品切れになる売り場もあり、急きょ近くの畑から収穫して商品を追加する盛況ぶりだった。
朝市を企画した実行委の渡辺恵美子委員長(74)は「月日がたつのは早い。地元産の食材を使った料理を囲み、帰省した子どもや孫たちと穏やかな年末年始を過ごしてほしい」と話していた。