関西 3連休はお出かけ日和に 最終日はムシムシする所も
関西では、14日(月)にかけて晴れる所が多いでしょう。からっとした暑さの日が多いですが、連休最終日は次第に湿った空気が流れ込み、昼間は蒸し暑く感じられる所もありそうです。連休明けは、雨が降りやすくなる見込みです。
週間天気 3連休にかけて晴れる所が多い 次に広い範囲で雨が降るのは連休明けに
関西では、明日11日(金)は滋賀県北部など一部で雨の降る所があるでしょう。 明後日12日(土)から14日(月)にかけての3連休は、晴れる所が多い見込みです。 連休明けの15日(火)は雨の降る所が多くなり、その後は広い範囲で雨が降るでしょう。 この先の気温は、平年並みか平年より高い日が多い見込みです。 ただ、13日(日)にかけては乾いた空気が流れ込み、昼間はからっとした暑さになりそうです。 14日(月)は、高気圧が東へ遠ざかり、次第に湿った空気が流れ込む見込みです。湿気が増えるため、人の多い所や室内では、少しムシムシ感じられる可能性があります。
運動会 暑さ対策を忘れずに
10月に入ってからも、まだまだ暑い日があり、運動会など屋外でのレジャーの際には暑さ対策が必要です。 ①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。 ②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。 ③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。 ④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。 (熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)
日本気象協会 関西支社 木村 司