【解説】基準は?“裏金”処分に自民党内からも「不満」
■5日から大変? 処分対象者「岸田さんはもう詰んでいる」
藤井キャスター 「なんでこんな不満が出る形に落ち着いたんでしょうか?」 小栗解説委員長 「やはり、キックバックがいつ・誰によって・どう始まったのかといった実態解明がされずに曖昧なまま、まずは処分をというふうにしたところ、ここに無理がありますね」 藤井キャスター 「これで一区切りというより、5日から大変ですよね?」 小栗解説委員長 「まさにそうなんです。実際、塩谷氏は『党の代表としての責任はあるだろう』と岸田首相・総裁も処分を受けるべきだと公然と批判しています。他の処分対象者からも、『岸田さんはもう詰んでいる。処分が出てスタート、政局のゴングが鳴る』といった声が聞かれました」 藤井キャスター 「しっかり説明しましたけれども、カフカさんはどういった印象ですか?」 ミュージシャン・俳優 シシド・カフカさん(『news zero』木曜パートナー) 「こうやって細かく説明してもらうと、いろんな『矛盾』が浮き彫りになるなというような印象は受けました。こういう説明と数字が並ぶとわかりやすいので、これをきっかけに若い世代が政治に関心をもったりだとか、参加するきっかけになればいいかなとは感じました」 藤井キャスター 「いつか選挙があると思いますけど、そのときには必ずこういった処分。そして不記載の額というのは出てくることになると思うので、まさに5日以降、大変なことになりそうです」 (4月4日放送『news zero』より)