【日本株】利益も配当も増加基調の「高配当株」2銘柄!配当利回り5.4%の「MS-JAPAN」、4.8%の「キャリアリンク」は、どちらも過去10年で7回も増益中の注目株!
【おすすめ高配当株】利回り5.4%の「MS-JAPAN」、利回り4.8%の「キャリアリンク」など、利益も配当も増加基調の銘柄に注目! 【図版】配当利回りが5.4%もあるMS-Japanを分析 ●足元の配当利回りが高いうえに増益基調で、過去の減配回数も 少ない「MS-JAPAN」と「キャリアリンク」に注目! 長く持ちっぱなしにできる高配当株を探すにあたって、フェアトレードの田村祐一さんが注目するのは”長期で見て利益や配当が増加傾向にあるかどうか“だ。配当の原資は企業が稼いだ利益なので、利益がしっかり増えていれば増配、または配当据え置きとなる可能性が高い。 加えて、株主還元に積極的であることも重要だ。直近10年のうち「減配が1回以下」であれば、コロナ禍以外では前向きに配当を出していると考えられるため、今後も増配の期待が持てるだろう。 そこで、以下では「直近10年のうち営業利益の増益回数が7回以上」「直近10年のうち減配が1回以下」という条件を満たし、なおかつ8月の暴落後に株価の下落が続いていない、おすすめの2銘柄を紹介していこう(※配当利回りや最低投資額などの数字は、2024年10月4日時点。銘柄選定はフェアトレードの田村祐一さん)。 一つ目の銘柄は、足元の配当利回りが5.4%もあるMS-Japan(6539)だ。 MS-Japanは、管理部門に特化した人材紹介などを手掛ける企業。人材紹介事業は新規登録者数、新規求人数ともに好調に推移。ただ、現在の株価が調整中で配当利回りは5%台半ばに。好業績を背景に今後注目が集まれば、株価が上昇する可能性は高い。 二つ目の銘柄は、配当利回りが4.8%のキャリアリンク(6070)だ。 キャリアリンクは事務系の人材派遣事業を手掛ける企業。取引を行う地方自治体が170カ所まで増え、業務領域の拡大にも注力したことで業績は堅調。2027年3月期に売上高600億円の達成を目指している。株価は8月の暴落前の水準まで戻ったが、5%近い配当利回りやPERを見ると、依然として割安と言える。
ザイ編集部
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