【島根県 2024年版】秋の絶景・風物詩10選。美肌県島根を象徴する雲海の美【美郷町】
暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。 【画像】幻想的な光景が広がる「稲佐の浜の夕日」ほか、島根県の秋の絶景10選を写真ですべて見る。 「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
◆美郷町の雲海
全国有数の美肌県として知られる島根県。その理由のひとつとされているのが、年間を通して湿度が高く、潤いのある環境であること。 なかでも美郷町は、盆地のために風が弱く、湿気や霧が立ち込みやすい。さらに、日中と夜間の寒暖差があるため雲海が発生しやすく、雲海の名所となっています。 幻の景色ともいわれる雲海ですが、秋は発生しやすい時期で、気象条件が揃えばいくつかの場所から雲海が眺められます。特に、「野間ビュースポット」は雄大な中国山地を包みこむような雲海の光景を、「田之原展望台」からは山裾を川のよう雲海が流れ下る「両国おろし」と呼ばれる希少な現象を目にすることができます。 雲海の発生率は「美肌県美肌町雲海予報」で確認できるので、事前にチェックしてから出かけましょう。 見ごろの時期:9~11月 美郷町の雲海(みさとちょうのうんかい) 所在地 島根県邑智郡美郷町
◆石見神楽
「石見神楽(いわみかぐら)」は、島根県西部の石見地域に古くから伝わる伝統芸能。舞台に神様をお迎えする「儀式舞」や、古事記・日本書紀を題材にした「能舞」など、約30種類の演目があるといわれています。 もともと石見神楽は、石見各地の神社などで、秋に開催される例祭の前夜祭に行われる演舞でした。しかし、現在は年間を通して各地の神社や公共施設などで公演されており、賑やかなお囃子や豪華絢爛な衣裳が観客を魅了しています。 9月から11月は、町の繁栄や豊穣に感謝する祭り「奉納神楽」が多く、町中からお囃子が聞こえる華やかな時期。 石見神楽は、同じ演目であっても地域や団体などによってまったく異なる演出が楽しめるところが大きな魅力となっています。 石見神楽(いわみかぐら) 所在地 島根県西部石見地方