【MLB】 球宴MVPデュランが4安打の大暴れでレッドソックス勝利 吉田は8試合ぶり無安打
【レッドソックス6-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間8月21日、レッドソックスはジャレン・デュランが4安打1本塁打3得点の大活躍を見せ、アストロズに6対5で勝利。連敗を2で止めた。5対5の同点で迎えた8回、レッドソックスはデュランが決勝弾を放って6対5と勝ち越し。無失点で繋いだレッドソックスのブルペンから、3番手ザック・ケリーに5勝目(2敗)が付いた。アストロズは好投を続けていたケイレブ・オルトが1敗目(1勝)を喫した。絶好調のレッドソックス吉田正尚は8試合ぶりに無安打だった。 レッドソックス先発のニック・ピベッタ、アストロズ先発のロネル・ブランコは、共に初回から乱調だった。レッドソックスは初回、ジャレン・デュランとウィルヤー・アブレイユの1・2番コンビが連続二塁打でまず先制点を挙げ、さらに3番トリストン・カサスの7号2ランで3得点。対するアストロズも、初回に犠牲フライと5番ジョン・シングルトンの11号2ランで同点に追いついた。その後、アストロズが犠牲フライで1点を勝ち越すと、レッドソックスは4回に再びデュランとカサスにタイムリーが飛び出して1点勝ち越し。5回にはアストロズが3番ヤイナー・ディアスの15号ソロで5対5の同点に追いつくなど、試合はシーソーゲームとなった。 【動画】レッドソックス・デュランの4安打 勝負が動いたのは8回、レッドソックスのデュランがレフトスタンドに17号ソロを突き刺し、ついに6対5と勝ち越しに成功した。打たれたアストロズのオルトは今季ここまで11.2回で自責点わずか1の快投を見せていたが、痛恨の決勝弾を許してしまった。アストロズは連勝が3でストップ。レッドソックスは連敗を2でとどめ、プレーオフ圏内まで4.5ゲーム差に戻している。 レッドソックスの吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場。第1打席はショートフライ、第2打席は空振り三振、第3打席はファーストゴロ、第4打席はショートライナー、第5打席はファーストゴロに倒れた。8試合ぶりに無安打に終わった吉田は今季成績を打率.294、OPS.811としている。