エリーゼを「徹底」レストモッド! アナログ・オートモーティブ・スーパースポーツへ試乗 ローバーKは維持
これ以上のレストモッドがあるとは思えない
エリーゼ S1のオーナーのすべてが、スーパースポーツのようなマシンへ改めたいと望んでいるとは、筆者は思わない。それでも、高度なスリリングさを求めるなら、これ以上のレストモッドがあるとは思えない。 そもそも、エリーゼ S1は魅力の幅が広いスポーツカーだ。アナログ・オートモーティブは、それをベースに動力性能を突き詰めた姿を見事に体現させている。ベース車両は持ち込みで、大きな予算は必要になるが、成果は至って素晴らしい。 ◯:サーキットでの速さに対する貪欲さ 一般道での乗り心地 サスペンションの調整領域の広さ 広範囲なアップデートで得た現代的な走行性能 △:エリーゼ S1としては価格が高い ロータス本来の繊細さは薄れている
アナログ・オートモーティブ・スーパースポーツ(英国仕様)のスペック
英国価格:10万ポンド(約1940万円/ベース車両別) 全長:3726mm 全幅:1719mm 全高:1202mm 最高速度:225km/h 0-100km/h加速:4.5秒 燃費:12.4km/L(予想) CO2排出量:-g/km 車両重量:699kg パワートレイン:直列4気筒1796cc 自然吸気 使用燃料:ガソリン 最高出力:213ps/7250rpm 最大トルク:22.8kg-m/5900rpm ギアボックス:5速マニュアル(後輪駆動)
マット・ソーンダース(執筆) 中嶋健治(翻訳)