「産業安全保障」確立へ 石破首相主宰の本部つくれ 中国に買われた「科学技術」日本の産官学と自衛隊、才能ある人材を結集せよ
国家としての生存本能に再び火をつけて、民間技術者の才能を日本の安全保障に生かすべきである。産業安全保障基本法をつくり、首相主宰の本部を立ち上げる。
国家安全保障会議(NSC)の下で、内閣府に担当部局を設けて5カ年の戦略を立てる。防衛省や経産省などが共同管理する10兆円の基金をつくって、有識者、退役自衛官、民間の経営者・技術者からなる目利きのための委員会をつくる。
そして、毎年1兆円を最先端技術の開発を行う民間企業の技術者に渡す。スタートアップも支援する。出来上がった日本製の製品は「ゼロリスク製品」として、自衛隊が優先的に購入する。例えば横須賀に、世界的な研究拠点をつくり、内外の研究者、実務者を吸収する。
今こそ、このように首相主導の下に、産官学と自衛隊の才能ある人たちを結集させて、日本の総力を挙げた安保関連技術促進に取り組むべきである。 =おわり