バルドラール浦安ラス・ボニータス/米川正夫監督

【女子Fリーグ】バルドラール浦安ラス・ボニータス 3－0 アルコ神戸（12月15日／セーレン・ドリームアリーナ） 【画像】女子Fリーグ 2024-2025の年間MVP＆ベスト5が決定！ 12月15日、セーレン・ドリームアリーナにて日本女子フットサルリーグ2024-2025（女子Fリーグ）の第16節が行われ、バルドラール浦安ラス・ボニータスとアルコ神戸が対戦。浦安が3－0で勝利し、リーグ最終節を白星で締め括った。 前節、SWHレディース西宮に敗戦し、優勝の可能性が途絶えていた浦安は、今節でこれまでの形を変えたクワトロに挑戦。またシーズンを通して出場機会の少なかった選手の起用にも踏み切った。 全日本フットサル選手権でのタイトル奪還に向けた新しい挑戦をしたなかで、どのような手応えがあったのか。試合後、米川監督とキャプテン・伊藤果穂が記者会見に出席した。

選手たちの成長を考えた

●バルドラール浦安ラス・ボニータス｜米川正夫監督 ──試合を振り返って。 優勝はなくなったゲームでしたので、ある意味では消化試合とも言えました。実際に試合が終わった後のテンションも高くはなかったと感じています。 今節については、選手権に向けてというのが自分たちとしては一番大きいテーマとしてありました。セットもいじりながら、いろいろな選手を使って確認できたと思います。うまくいかないなと感じた部分もありましたが、まだ時間もあるので、準備をして選手権に臨みたいです。 ──今節はクワトロの形で自陣での構築をしながら試合を進めていましたが、その意図を教えてください。 やっぱり自分たちはクワトロのパス回しが下手なので、そこに取り組んだほうが、選手たちの成長は大きいと考えました。選手がもう一個成長するために、この形にも挑戦して、どうなるかをみていました。 ──セットの組み替えを行ったなかで、今節のチームのできは？ できは、良くはないですよね。全然見えないな、と。どうしたらいいのかなと考えているところはあります。ただ、クワトロもできるようにならないと、本当にいい選手にはなってこないと思うので、そこは取り組みたいなと思います。 ──前節の敗戦から期間が空きましたが、監督からチームへどんな話をしましたか？ 選手権に向けてというところが一番かなと。 ──では、開幕戦で敗れた相手と対戦することに関しては？ 僕は全然ありませんでした。 ──もし優勝していたとしても、やり方は変えていましたか？ 優勝していたら、また違うと思います。当たり前ですが自分たちは勝つためにやっていて、そのために一番いいチョイスをしているつもりではあります。ただ逆に（新しいことに取り組む上では）それが弊害になる部分もあります。 久々に優勝がない、何もかかっていない試合だったので、そこに向けて選手がより成長するためにどんなやり方がいいかを考えたチョイスになりました。