歴史的な開幕戦へ! サントリー藤中主将「新たな気持ちで」、大阪B山内主将「誇りに思う」
いよいよ明日、バレーボールの新リーグが幕開けとなる。10月10日に『2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN』オープニングマッチ前日記者会見が行われた。サントリーサンバーズ大阪のオリビエ・キャットHC、藤中謙也主将、大阪ブルテオンのロラン・ティリHC、山内晶大主将が開幕戦への意気込みを語った。 【PHOTO】藤中謙也(サントリーサンバーズ大阪)&山内晶大(大阪ブルテオン) キャットHC(サントリー)「SVリーグが始まり喜んでいる。長いシーズン、タイトルを目指していく。この開幕戦で今後のフィードバックがもらえことを楽しみにている」 藤中主将「個人としてもいよいよ始まるなという気持ち。今までVリーグに所属してきたが、今までにない盛り上がりと期待を開幕前から感じているし、いち選手として楽しみにしている。昨季優勝したが、今季また新たな気持ちで挑んでいきたい」 ティリHC(大阪B)「オリビエが言った通り、長い間準備期間を経て、シーズンが始まるのが楽しみ。今週のゲームは非常に盛り上がると思うので、みなさんにおめでとうと言いたい。新たな歴史を刻むことになるので、明日しっかり誇りを持ってプレーしたい」 山内主将「明日いよいよ開幕を迎え、個人的には非常に楽しみな半面、緊張するが、VリーグからSVリーグに変わる歴史的な瞬間に自分たちがコート上でプレーできることを光栄だし、誇りに思う。このSVリーグ開幕戦にふさわしいゲームができるようチーム一丸となって、バレーボールを初めて見るという方にも楽しでもらえるゲームをしたいと思うので、楽しみにしてほしい」 世界一のリーグを目指すSVリーグの現在地をどう見るか問われたフランス人指揮官はこのように返答した。 キャットHC「ワールドクラスの選手か入ってきてリーグのレベルが大きく上がると思う。ただ日本のリーグは独特なものがあるので、このリーグのルールを覚え、日本の文化や運営の仕方に慣れる必要がある。新加入選手の溶け込み具合が大事になってくる。我々も新チームになるので、がんばって勝ちにいきたい」 ティリHC「私は5年目だが、日本が大好きだし、日本のバレーが大好き。その理由は技術の高い選手が多いから。技術の高い選手プラス世界のトップ選手も来るので世界でベストのリーグになると思う。サントリーは昨季『FIVB世界クラブ男子選手権大会』で3位を取った。私自身は『世界選手権』5回、『五輪』4回、『欧州選手権』7回出場しているが、これだけマスコミが多いのは初めて。今日が新たな歴史の始まりになると思う」 自チームの手応えと相手の印象を両主将はこう語った。 藤中「非常に手強い相手だと毎シーズン感じている。昨季のファイナルでもそうだし、今季のタイで行われた試合(『パナソニックエナジーカップ』)でもそうだが、切っても切れない縁を感じる。開幕戦にふさわしいゲームができると思う。長い時間をかけて準備してきたので、明日作り上げたものをコートで表現したい」 山内「ここ1か月ちょっと色んなチームと練習試合をしてきて、いいゲームができたり、自分たちがつまずいて、チームビルディングしている最中でうまくいかない時もあったが、今週末のためにがんばってきた。明日はチームのストロングポイントをたくさん出していいゲームをしたい」 これからどういうリーグにしたいか質問された主将は次のように答えた。 藤中「まだまだ国内リーグを初めて見る方も多いと思うので、明日初めて見に来る方に『また見たい』と思ってもらえるような試合をするのが我々選手の仕事のひとつ。見ていてバレーを楽しいと思ってもらえるゲームをして、今後のリーグにつなげていきたい」 山内「代表によってバレー人気やバレー熱が高くなったので、国内リーグで熱が下がってしまうようではダメだと思うので、この熱を冷まさないことが僕らの使命だと思うし、代表の試合以上の熱を生めば、各地で44試合あるので、足を運びやすいと思う。僕らは試合しかできないが、エンタメや会場の盛り上げでもBリーグ、Jリーグに追い付け追い越せでがんばっていきたい」 果たして、歴史的なオープニングゲームを白星で飾るのはサントリーか、大阪Bか。『2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN』オープニングマッチ・サントリー×大阪Bは10月11日(金)・東京体育館、10月14日(月・祝)・エディオンアリーナ大阪にて開催。10月11日(金)に坂東祐大作曲のSV.LEAGUE公式アンセム「Stories」と漫画『ハイキュー!!』(著者・古舘春一)とのコラボキービジュアルがお披露目となる。11日(金)の試合はフジテレビにて生中継。