新潟県の対策本部会議

新潟県は、上越市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認されたと発表しました。約160羽の殺処分などを進めています。 県は26日、未明に対策本部会議を開き、対応を協議しました。25日午後5時前、上越市の養鶏場から感染を疑う通報があり、遺伝子検査をしたところ高病原性鳥インフルエンザの陽性と確認されました。 県は、26日午前10時、この養鶏場で飼育されている約160羽の殺処分を始めました。半径3km以内には、約32万羽を飼育する別の養鶏場がありますが、今のところ異常は確認されていないということです。 県内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されるのは今シーズン初めてで、全国では北海道と千葉に続き3例目です。 鶏肉や卵を食べて、ウイルスが人に感染した事例はないとして冷静な対応を呼びかけています。