【時系列でわかる⑥】発生から約124時間…90代女性を救出 石川・珠洲市(1月6日午後11半時更新)
【6日】石川・金沢市などで「二十歳のつどい」
元日に大きな地震が発生した石川県で、金沢市などで20歳を迎える人を対象とした「二十歳のつどい」が開かれました。 金沢市内のホールに集まっていたのは、今年度、年齢が20歳となる城東地区の365人です。 参加者は「普段は関東にいるので、ちょうど地震の日に帰ってきて、なんとかきょうを迎えられてよかったです」「(式典を)開催してよいのかという思いもありますけれど、仲間と会って、いろいろ、今後の明るい話とかをして、乗り越えていこうと思っています」 開会前には、能登半島地震の犠牲者に対し、黙とうが捧げられました。 そして金沢市の村山卓市長は、祝辞の中で「被災された方々が日常を取り戻せるよう心を寄せてください」と呼びかけました。
【6日】富山県内 断続的に冷たい雨の中 氷見市では後片付け
6日の県内は冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で雲に覆われ、断続的に雨が降っています。 このうち、氷見市栄町では能登半島地震の影響で倒壊の危険があると判定された建物から荷物を運び出すなど、時折雨が降る中、人々が復旧作業を行っていました。
【6日 17:55】今も“下敷き”に…救助活動続く
石川県穴水町では、地震により土砂崩れが発生したことが5日、明らかになりました。 6日、重機などを使いながら、手探りでの救助活動が続く中、被災者の親族によると、10人がいたとみられ、3人の死亡を確認。今も7人が下敷きになっているとみられています。 石川県内で亡くなられた方は126人となりました。
【6日 19:34】金沢市 救援物資の受け付け初日 紙おむつ約3万枚など集まる
金沢市は6日、企業や市民などから救援物資の受け付けを開始しました。市によりますと、正午から午後4時までの間に携帯用カイロ約3万1000個や紙おむつ約3万枚などが集まったということです。
【6日 22:03】90代女性が大地震から約124時間後に救助
石川県警災害警備本部によりますと、珠洲市で6日午後8時20分頃、救助班が家屋のがれきに挟まれている女性2人を発見しました。 このうち1人は90代女性で、救出時、はっきりと受け答えができる状態だったということです。約124時間後の救出となりました。残る1人は40代女性で、心肺停止状態で発見されています。
【6日 23:20】志賀町で震度6弱 津波の心配なし
気象庁によると、6日午後11時20分ごろ、地震があった。震源地は能登半島沖。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは4.4と推定。この地震による津波の心配なし。 この地震で、石川・志賀町では震度6弱を観測しました。