【時系列でわかる⑥】発生から約124時間…90代女性を救出 石川・珠洲市(1月6日午後11半時更新)
【6日 午前】幹線道路の復旧 岸田首相「国が県にかわって」
岸田首相は政府の非常災害対策本部で、能登半島地震で大きな被害が出た幹線道路について、国が県にかわって復旧作業を行い、輸送ルートを確保するよう指示しました。 岸田首相「国道249号沿岸部などの幹線道路については、国が県にかわって、道路の緊急復旧をさらに迅速に進め、緊急輸送ルートの確保を図ってください」 岸田首相はまた、石川県が道路の一部区間で災害復旧などの車両のみが通行できる交通規制を調整していることについて、国としてもバックアップするよう指示した上で、国民に自家用車の使用を控えるよう呼びかける考えを示しました。
【6日 11:23】石川県がボランティア特設サイト開設
石川県は6日、能登地方で発生した最大震度7の地震に関して、県内の災害ボランティア情報を一括して発信するため、特設サイトを開設しました。ボランティアに関する問い合わせが県や自治体などに相次ぐ中、窓口を一本化する狙いがあります。 石川県庁には、毎日ボランティアに関する問い合わせが殺到しているといいます。県の担当者は「気持ちはとてもありがたいが、今はまだ、受け入れられる状態にない自治体がほとんど」と話します。 その上で、ボランティアの意思がある人については、「サイトから事前登録をしてほしい」とし、受け入れの準備が整い次第、順次自治体からメールなどで連絡するとしています。
【6日 11:42】石川県の死者100人、安否不明211人に
石川県内で亡くなられた方は100人に、また、安否の分かっていない方は211人となっています。 6日午前5時半ごろに起きた最大震度5強の地震では、輪島市で震度4を観測するなど、6日目となる今も大きな地震が続いています。輪島市では県内最多の59人の死亡が確認されています。 こうした中、被災者に向けた支援が急ピッチで進んでいます。輪島市役所にほど近いスーパーマーケットは、4日から営業を再開。5日までは個数制限をしていましたが、6日からは制限をなくし、食料品や水などを販売しています。
【6日午前】避難所で3人のコロナ感染を確認 石川・穴水町
石川県の災害対策本部で6日、穴水町にある避難所1か所で、3人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと報告されました。災害派遣医療チーム(DMAT)と連携して対応にあたるとしています。