「年収700万円」の夫が52歳で亡くなりました。妻の私は「遺族年金とパート代」で暮らしていけるでしょうか…?
年収700万円だったなら遺族厚生年金とパート代で暮らしていける可能性がある
今回のケースは、遺族基礎年金と遺族厚生年金の両方をもらえる場合には年間およそ175万円、子どもがおらず遺族厚生年金と中高齢寡婦加算の場合はおよそ154万円もらえます。 仮にパートで毎月10万円の給与があるなら、年間の合計収入は274万円~295万円です。公益財団法人生命保険文化センターの資料によると、単身世帯の平均支出は、約16万8000円でした。今回の年収を1ヶ月に換算すると約22万8000円~24万5000円なので、保険料や税金が引かれることを考慮しても贅沢をしなければ暮らせる収入といえるでしょう。 ただし、遺族年金基金しかもらえない場合、生活は苦しくなりそうなので、パートを増やすなどの工夫をする必要がでてくるでしょう。 出典 日本年金機構 遺族厚生年金(受給要件・対象者・年金額) 日本年金機構 遺族基礎年金(受給要件・対象者・年金額) 公益財団法人生命保険文化センター 世帯の人数、共働き世帯かによって家計の状況はどう違う? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部