奇跡の美肌【天野佳代子さん67歳】シミやくすみトラブルを克服し、透明感美肌にたどり着くまで
56歳 40歳で美容編集者に復帰。44歳で『美的』の創刊メンバーに。肌知識もつき、独自の美白法を確立していく。50代で更年期に襲われ、たるみが悩みの種に。61歳で『美的GRAND』編集長に。 67歳 現在。50代の頃よりも調子のいい肌を更新。 日焼け肌万歳という時代的な背景もあり、幼少の頃から〝太陽LOVE〞がモットー! 当時のUVのベタつきや白浮きが苦手で塗らず、海やスキー、ゴルフへ行ってはこんがりと日焼けばかりしていました。当然の代償ではありますが、28歳の頃に目のわきにシミを発見したときの衝撃は忘れません。慌てて美白ケアに勤しむも飽き性なため、少し薄くなるとやめてしまい、実は50歳になるまでシミやくすみとイタチごっこの闘いを繰り返してきました。 そうして迎えた50代。年齢による代謝のダウンでいよいよシミやくすみが万年化し、当時美容雑誌の編集者をしていたこともあり、本気でお手入れに向き合うように。その賜物で、67歳の今、うれしいことに肌を褒められることが増えています──天野佳代子さん
透明感を手に入れるためのKEYWORD5:天野佳代子さん、基本のスキンケア
キーワード_1:毎日の角質ケアでたまったメラニンを追い出し 「透明感のカギとなるのが、実は角質ケア。そもそも年齢や乾燥、紫外線ダメージなどで肌代謝が低下すると、肌上に角質がたまり、どんよりとくすみが生じます。だから私は洗顔料や角質コスメなどを投入して、角質ケアをルーティンに。肌にやりすぎは禁物といわれますが、優しく角質ケアするだけで透明感はもちろん、後に使う化粧品の効きにも格段の差が出ますから」 キーワード_2:体の中と外からサンドイッチ!でスピーディに効かせる 「なかなか効果が出ないという人へのおすすめは、断然、体の中と外から両方で攻めるWアプローチ! ビタミンCやトラネキサム酸など、シミやくすみ、肝斑に効くサプリメントを飲みながら美白スキンケアをすると、お手入れの効きがぐっと早くなります。日焼けしにくく、シミやくすみもできにくくなりますよ」 キーワード_3:365日、最新美白で手厚く朝晩ケア 「透明感の高い肌を目指すようになった今、美白アイテムは365日、朝晩欠かしません。秋冬になるとやめがちな人も多いですが、乾燥シーズンこそメラニンは作られますし、紫外線が強すぎない時期こそ、美白ケア効果の発揮しどき。また美白コスメ、UVは、各社しのぎを削り1年ごとに飛躍的な進化を遂げているのでアップデートがマストです」 キーワード_4:UVも365日欠かさず隙なくカットを 「せっかく美白ケアに力を注いでも、UVできちんと守れていなかったら台なし。美白とUVの攻めと守りの両輪アプローチを365日欠かさないことが大切です。短時間の洗濯干しや室内にいるときにも紫外線は降り注いでいますから、塗り忘れないように。顔はもちろん、首やデコルテ、手元など衣服から出ている箇所を隙なく塗ったら、額や頬、鼻すじなど高く焼けやすい箇所は重ね塗りを」 キーワード_5:帰宅後はすぐクレンジングしてくすみのもとを一掃 「メイクやファンデーション、日中の皮脂を放置したままにしていると、くすみの原因となる酸化皮脂に変化してしまうんです。なので、私は帰宅をしたらすぐ、保湿も一緒にできるふき取り系のクレンジングでメイクオフをするように心がけています。くすみとともに毛穴詰まりも黒ずみも防げて、いいことずくめですよ」 Staff Credit 撮影/天日恵美子(人物) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/広瀬あつこスタイリスト/カドワキジュン子(impress+) 取材・原文/中島 彩 こちらは2024年4月号(3/7発売)「出会いの季節欲しいのは“肌の透明感”」に掲載の記事です。 ※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年4月号現在)です。