残暑で眠れない原因は「暑さ」じゃない!?【熟睡を妨げるやりがちNG習慣4つ】|美ST
まだまだ暑い夜が続く残暑。エアコンがほぼ完備されている時代といえど、寝付きが悪かったり夜中に目が覚めてしまったりする人も多いのではないでしょうか。しかし、眠れない原因は暑さだけではないかもしれません。今回は無意識にやっているかもしれないNG習慣についてお伝えします。 熟睡できない人は自分に当てはまるものがないかぜひチェックを!
1.睡眠に最適な状態とは?
大前提として、室内の気温は適切に保つ必要があるので、暑い夜は基本的に冷房はONに。 そのうえで、安定した睡眠には体内時計の調整が非常に大切です。この体内時計の調整には「深部体温」が大きく関わっているといわれています。体温には2種類あり、ひとつは体の表面温度である皮膚温、もうひとつが脳を含めた内臓の深部体温です。深部体温は生命維持のために皮膚温より1度くらい高くなっているのが特徴で、日中の活動中は深部体温が高い状態に保たれています。そして、夜になると体は自然に深部体温を下げて睡眠に備えることで、深い眠りに入りやすくなるのです。 良質な睡眠をとるには、この深部体温を適切に調整し、自律神経を整えて脳や体をリラックスさせることが重要です。
2.睡眠中の眠りを妨げるものをチェック
良質な睡眠には、深部体温を調整したり自律神経を整えたりすることが大切だとわかったところで、ここからは具体的なNG習慣をお伝えします。無意識にやってしまっている習慣が意外とあるかもしれません。
NG習慣(1)朝日を浴びない
朝日を浴びないと睡眠の質が悪くなるのは、体内時計が乱れるからだといわれています。人は朝日を浴びることで日々の睡眠や体温調整に必要なホルモン(メラトニン)の分泌が抑えられ、目が覚めやすくなります。そして、夜になるとメラトニンの分泌が増えて眠気を感じやすくなるのです。しかし、朝日を浴びずに過ごすとメラトニンの分泌が遅れてしまい、夜になっても眠気が訪れにくくなります。 したがって、朝は起床後すぐにカーテンを開けて、積極的に日光を浴びるようにしましょう。